だれもが文化でつながる国際会議2024 文化と居場所 アートが開く新たな未来

会期

2024年10月29日(火)-11月3日(日・祝)

会場

東京国際フォーラム

主催

東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

開催概要

「だれもが文化でつながる国際会議」は、クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー*の取り組みのひとつとして、2022年にはじめて開催されました。2回目となる今回のテーマは「文化と居場所」です。多様化・複雑化する現代社会で、わたしたちの誰もが「居場所」を求めています。この会議では、文化を通じてもたらされる誰もがそれぞれに「安心していられる居場所」をウェルビーイングのひとつのあり方として提示し、アートが開く新しい未来について考えていきます。

記録映像

セッション1〜4、クロージングセッションの映像を公開しています。
日本手話、日本語字幕、英語字幕(YouTubeのキャプション機能をオンにすると表示されます)、吹替音声つき

セッション1「はたらく人とウェルビーイング」

セッション1 「はたらく人とウェルビーイング」 約2時間3分

セッション2「日常とアートと教育」

セッション2 「日常とアートと教育」約1時間41分

セッション3「文化機構の社会参画」

セッション3「文化機構の社会参画」 約1時間48分

セッション4「分かり合えない」を分かち合う」

セッション4「「分かり合えない」を分かち合う」 約1時間55分

クロージングセッション「文化と居場所 居場所をつくるためのアクション」

クロージングセッション「文化と居場所 居場所をつくるためのアクション」 約1時間59分

報告書

国際会議の全てのプログラムを文章と写真によって記録した報告書を公開しています。

報告書全ページ版は下のリンクからダウンロードしていただけます。
日本語版 [PDF 8MB]
English Version[PDF 15MB]

報告書のテキストデータは下のリンクまたは、右の二次元コードからダウンロードしていただけます。
報告書テキストデータ日本語版
Full text of the reports (English Version)  

フォトギャラリー

本会議は、国内外のさまざまな視点から文化と居場所について考え議論する「カンファレンス」、国内外のアーティストの作品展示、ワークショップやトークで展開する「ショーケース」、参加者・来場者の交流をうながす「ネットワーキング」、さまざまな世界のコミュニケーションのあり方を探求する「コミュニケーションラボ」の4つの柱で構成されました。

  • カンファレンスの会場で、登壇者の歌と手話に合わせて、一緒に手話で歌う観客の写真。観客たちは登壇者を見ながら、右手の人差し指を立てて上にあげ、同じように人差し指を立てた左手で右手の指先を指している。
    • 国際手話版異言語脱出ゲームを体験する参加者の様子。5名の参加者がアンドロイド役の男性を囲み、その人の手話に注目している。参加者の手元にはいくつかの小さい透明なプラスチックのキューブと箱が置かれている。
    • 開会式の登壇者がステージ上に2列で並んでいる集合写真。前列の中央に小池都知事が座り、両隣りと後列に来賓や各国からの登壇者、主催者が座っている。本国際会議のテーマが書かれた緑色のバナーが飾られている。
    • 電動車椅子型の近距離モビリティ「ウィル」を会場で体験している。赤い服の人物と黒い服の人物がそれぞれ「ウィル」に乗り、スタッフから操作の説明を受けたり、運転したりしている。ウィルは椅子の下に小さい4つの車輪がついた一人乗り用の乗り物で、二人はそれぞれ違う形のウィルに乗っている。
    • ショーケースの会場で行われた、わたしの世界・あなたの世界というタイトルのワークショップの様子。6名の人物が輪になってテーブルを囲み、輪の中心に向かってそれぞれの右手を伸ばしている。6人の手のひらの間に交差しているたくさんの棒を指で棒を支え、棒を落とさないようにコミュニケーションを取り合うゲームをしている。テーブルの上にはゲームのインストラクションをするカードが散らばっている。
    • ショーケースの会場で展示された長谷川さちの石の彫刻作品を楽しむ、補聴器をつけた若い来場者の様子。腰くらいまでの高さがあるごつごつした卵のような形の作品のてっぺんにそっと手を乗せて作品を見つめ、少し微笑みつつ真剣な表情で感触を確かめている。
    • ショーケースの会場に展示された鈴木康広の作品《まばたきの葉》を囲む広場の写真。中央に高さ4.7mほどの《まばたきの葉》の筐体が立ち、その周りに子供から大人までたくさんの人が集まっている。まばたきの葉の筐体の先から、白い葉っぱの形をした紙が吹き上がり、集まった人々の頭上から舞い落ちている。白い葉の表面には人間の片目の絵が描かれている。周りにいる人々が地面に落ちた葉っぱを拾い、作品の筐体にある隙間に入れると、その葉が吹きあがって舞っている。
    • 開会式でスピーチをする長濱ねるさんの写真。黒いロングヘアの女性で、ワインレッドのドレスを着ている。左胸に緑色リボンの胸章をつけている。右手の人差し指を立て、腕を持ち上げ、手話で話している様子。客席に向かって笑顔で話している。
    • オープニングパフォーマンスでピアノの演奏を披露する、きひらかいるさんの写真。黒いグランドピアノの向こうに、はにかみながらピアノを演奏するきひらさんの姿が見える。会場は照明が落ちて暗くなっていて、紀平さんとピアノにスポットライトが当たっている。
    • 招待講演の様子。広いステージの上手(かみて)に登壇者のデイビッド・デ・キーザーさん、演台をはさんで下手(しもて)に手話通訳者が立っている。二人の頭上には大きなスクリーンが2枚あり、キーザーさんの講演資料と、右のスクリーンにはキーザーさんの話す国際手話の映像と英語字幕、左のスクリーンには通訳者による日本手話の映像と日本語字幕が映っている。手前には観客が座っている。
    • 招待講演で話すデイビッド・キーザーさんの写真。白髪まじりで眼鏡をかけ、黒いジャケットと白いシャツを着ている。が観客に向かって国際手話で話している。親指と人差し指で輪を作った両手を胸の前に掲げている。真剣な表情をしている。左胸には緑色のリボンの胸章をつけている。
    • 基調講演で話す梶谷真司さんの写真。短い髪でメガネをかけ、グレーのジャケット、白と黒のストライプにピンクの花柄のシャツを着た男性が、演台に置かれたマイクの前に立って話している。手ぶりを交えながら、真剣な表情で話している。
    • セッション1「はたらく人とウェルビーイング」のステージ上の様子。ステージに向かって右側に内田まほろさんとジョージー・マクリーンさんが、左側に松田朋春さんと栗栖良依(くりすよしえ)さんが座っている。一番右にいる内田まほろさんがマイクを持ち口元にあて、他の登壇者に話しかけている。栗栖さんは赤地に黒いドット柄のワンピースを着ていて、他の3人は黒いジャケットを着ている。
    • カンファレンスの客席全景を会場の後ろ側から撮影した写真。奥に登壇者の立つステージがあり、その手前にステージを向いて椅子や車椅子に座った観客が200名以上いる。会場の天井高は6.8mあり、床は段差がなく、白地にカラフルな模様の入ったカーペット張りになっている。
    • 牧原依里さんが登壇後にロビーで来場者と交流している様子の写真。写真の中央に牧原さんが立っていて、向かいにいる車椅子に座った来場者と話している。話している二人の傍にも二人人物がいて、牧原さんたちの会話を聞いている。
    • セッション中の手話通訳者たちの写真。ステージ下の客席前方に手話通訳者用の机が3台おかれている。奥の机のところに、国際手話を日本手話に通訳して伝えるフィーダー2名と、フィーダーの日本手話を読み取って日本語の音声で会場に伝える通訳2名が向かい合って座っている。手前の机には、待機の通訳者が1名座っている。通訳者は全員黒い服を着ている。そのすぐ後ろには観客が座ってステージを見ている。
    • ショーケースの「伝わる! つながる! やさしい日本語」のブースの様子。首から緑色の名札を下げたスタッフの女性が、展示を見ている3名の来場者に話しかけている。白い壁にパネルがかけられていて、円グラフなどの資料が展示されている。壁の前の台にはモニターが置かれ、映像も展示されている。
    • ショーケースの会場で行われた、春風亭昇吉さんによる落語会の写真。写真の中央には木製の高座の上に座布団を敷いて座る春風亭昇吉がいて、向かって右側には手話通訳者が立ち、落語の内容を手話で伝えている。春風亭昇吉は若草色の着物と黒色の羽織を着ていて、手前に座る観客に向かって話をしている。眉間にしわを寄せ、右手で盃を持つようなポーズをしている。
    • 分科会の会場の様子。奥に登壇者2名が立っていて、二人の間に吊り下げられたスクリーンには講演の資料が投影されている。左右には日本語字幕のモニターがおかれている。その手前に30名ほどの観客が座っていて、両手を顔の高さにあげ、手をパーに開いて手首を回転させてひらひらと動かし、手話で拍手をしている。観客席の前方にある机には手話通訳者がいて、登壇者の手話を日本語音声に通訳をしている。
    • ショーケースの「麦わら屋 with Conova」ブースの様子。リュックサックを背負って髪を一つ結びにした人物が、壁に沿ってL字に設置された大きなスクリーンに向かって笑顔を向けている。スクリーンには群馬県にある麦わら屋の中継映像が投影されており、スクリーンに付属されたカメラでこちらの様子も撮影されている。スクリーンを通して麦わら屋の人々と会話をしている。
    • ショーケースの会場で展示された伊勢克也の編み物作品の写真。さまざまな色や太さの毛糸が編み込まれたニットで、卵形の頭に目玉や鼻の穴、口がついていて人物のように見える。作品は写真の中央に一つ、奥に五つ展示されていて、それぞれ違う色と形をしている。
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