クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー だれもが文化でつながるプロジェクト

「だれもが文化でつながるサマーセッション2023」報告書

報告書

2024年3月29日(金曜日)

  • だれもが文化でつながるサマーセッション2023

「だれもが文化でつながるサマーセッション2023」報告書

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、東京2020オリンピック・パラリンビックのレガシーとして、「だれもが文化でつながるサマーセッション2023」を2023年7月29日から8月6日まで東京都美術館で開催しました。この度、本セッションの報告書を公開しました。

「アクセシビリティと共創」をテーマに、昨年度行われた国際カンファレンス「だれもが文化でつながる国際会議」で得た知見・ネットワークを国内文化施設や教育機関等へ広めるとともに、共生社会の実現に向けた取組を推進することを目的としました。

9日間に渡り実施した本セッションには、延べ約4,000名もの方々にご参加いただきました。国内外でアクセシビリティに携わる各分野のスペシャリストの知見や作品を通じた問いかけから、美術館、博物館、劇場やコンサートホールといった文化施設の担い手が抱える"情報保障"の課題、そして"だれもが楽しめる鑑賞体験"についてみなさまと共有し、対話し、新たな展望を求めて議論する場となりました。

報告書では,トークセッションやワークショップで交わされた言葉を拾い上げ,写真やグラフィックレコーディングとともに議論の要点をまとめています。
是非ご一読ください。

クリックして報告書を見る[PDF:12.8MB
文書名サマーセッション再入稿_all.jpg

目次

はじめに
オープニング・主催者あいさつ

トークセッション1 文化的「社会的処方」と共創の場
トークセッション2 ろう者による表現
トークセッション3 ふれることから出会う世界
トークセッション4 来館しやすい美術館
トークセッション5 劇場・ホールにおける共創的体験
トークセッション6 デフリンピックに向けて
トークセッション7 情報保障とテクノロジー
トークセッション8 共創するとは何か~文化的実践を通して〜

グラフィックレコーディング

レクチャー&ワークショップ1 視覚身体言語とコミュニケーション
レクチャー&ワークショップ2 やさしい日本語
レクチャー&ワークショップ3 触察
レクチャー&ワークショップ4 視覚障害と鑑賞プログラム
レクチャー&ワークショップ5 車いすというメディウム
レクチャー&ワークショップ6 ろう文化

編集後記

実施概要

だれもが文化でつながるサマーセッション2023

【会期】
2023年7月29日(土)〜2023年8月6日(日)

【会場】
東京都美術館 講堂、ロビー階 第4公募展示室

【開催プログラム】
・トークセッション1〜8
 7月29日(土)〜7月31日(月)
・レクチャー&ワークショップ1〜6
 8月1日(火)〜8月6日(日)
・パフォーマンス×ラボ
 8月1日(火)〜8月6日(日)
・展示
 7月29日(土)〜8月6日(日) 

【企画】
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

【運営】
株式会社ダブリューアール

【トークセッション総合司会】
橋本一郎

【アクセシビリティサポート】
手話通訳、日本語字幕、触地図、サポートスタッフ

【参加費】
無料

【来場者数】
総数 3,823名

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