クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー だれもが文化でつながるプロジェクト

11/10 レクチャー&ワークショプ「芸術文化施設での鑑賞におけるろうガイドについて」(参加者募集)

「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環として展開する「パートナープログラム」において、以下のとおりレクチャー&ワークショップの参加者を募集します。

開催概要
レクチャー&ワークショプ
芸術文化施設での鑑賞におけるろうガイドについて
ーイギリスのBSLガイド等の事例に学ぶ

「ろう者による芸術の手話解説(ろうガイド)」について知ることを目的としたレクチャー&ワークショップを開催します。ゲスト講師として、イギリスを拠点に、世界的に活躍するデフパフォーマンスアーティストであり、イギリスの美術館・博物館で芸術解説者として活動する南村千里氏をお招きします。前半では、ヨーロッパで活躍する「ろうガイド」の現状や取り組みについて南村氏およびRe; Signing Project代表の管野奈津美によるレクチャーを実施。後半では、南村氏によるBSL(=British Sign Language)による芸術解説デモンストレーションを体験し、参加者全体で特定の作品に対するろうガイドを考えるワークショップを行います。本イベントを通じて、「ろうガイド」の魅力とその奥深さを知り、今後の日本におけるろうガイドの可能性を探ることを目指します。

日時:2024年11月10日(日)
   10時30分から15時(昼食休憩あり。適宜休憩あり)

会場:5005(ごーまるまるごー)
   〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目24−1 野口ビル 1-A
   最寄り駅:西日暮里駅(徒歩5分)

対象:芸術文化分野におけるろうガイドに興味・関心がある/目指すろう者。年齢不問。

定員:15名程度

参加費:無料

事前申込:要(先着順、定員に達し次第締切)

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

企画運営:Re; Signing Project

※本イベントは「日本手話」で実施します。
手話通訳、文字情報支援はありませんのでご注意ください。

申込方法
こちらのフォームよりお申込みください。
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。

申込締切:2024年11月9日(土)18時 まで
※人数に余裕がある場合のみ、当日のお申込みも受け付けます。

講師プロフィール
南村 千里
パフォーマンスアーティスト、芸術解説者
ロンドンを拠点に国際的に創作、パフォーマンス、指導を行う。現在はザ・プレイスのワークプレイス・アソシエイツアーティスト。ロンドンのトリニティ・ラバンでトレーニングを受け、横浜国立大学で修士号を取得。デフ・アーティストとしての独自の視点から振付やパフォーマンス制作に取り組み、音や音楽の視覚化を実験、探求している。ダンスとテクノロジーを駆使し、感覚や人との出会いの経験を共有することを目指している。「Scored in Silence」と新作「Mark of A Woman」の海外ツアーを実施。https://chisatominamimura.com/ja/chisato-minamimura-japanese/

管野奈津美
Re; Signing Project代表
ろう者による芸術表現の新たな可能性を模索し社会への問いを発信するアートプロジェクト「Re; Signing Project」を立ち上げ、2023年5月に当事者の視点から身体や感覚を捉え直す展覧会「〜 視覚で世界を捉えるひとびと」を開催。手話や視覚言語を拠点としたワーキングスペース「5005」の運営事務局・コミュニティマネージャーとして勤務するかたわら、言語や文化、身体性との関わりをテーマに作品制作に取り組む。

問い合せ先
Re; Signing Project
resp.art.info@gmail.com


※本プログラムは、芸術文化におけるろう者によるガイドに着目し、文化施設のろうガイドの養成プログラムの開発を目指す取組です。「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」事業の一環として展開する「パートナープログラム」のひとつとして実施します。同プログラムは、文化施設、NPO団体、大学、社会福祉施設などと連携し、アクセシビリティ向上に関するプログラムの調査・検証、モデル開発に取り組んでいます。

●パートナープログラムメンバー
Re; Signing Project

ろう者による芸術表現の新たな可能性を模索し、社会への問いを発信するアートプロジェクト。ろう者ア ーティストたちが自ら企画運営に関わり、アートを通して、ろう者が生きる現実、手話という言語やろう文化を多くの人々に発信し、 ろう者・聴者ともにアイデンティティ・関係性の再構築を試み、様々な芸術表現を包括できる場でありたいという願いを込めて、このプロジェクトを立ち上げる。“Re”は「再生」「アイデンティの再構築」、“Signing”は「手話で話す人々」「手話で話している」を意味する。2023年、「〜 視覚で世界を捉えるひとびと」展(東京、BUoYギャラリー)を開催。https://www.re-signing.com/